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コーディネート

ダークカラーのフロアで楽しむシックなフォーマルインテリア

2019.11.11



フォーマルインテリアがステキなK様邸。

先日放送されたアン・ハサウェイの映画「マイ・インターン」の中で、ロバート・デニーロ演じる【ベン】が長年愛用してきたフォーマルな革のビジネスバッグの良さを伝えるため、

「クラシックは不滅だ」

と渋いことを言っていましたが、「本物の良さ」を持つものは時代を超えても変わることなく受け継がれていくのだと思います。

こちらのK様邸も、ダークカラーの落ち着いたフローリングに、クラシカルなインテリアを取り入れられた、居心地のよい素敵なお住まいです。
居住何年かたったところで、弊社をお知りいただき、インテリア相談をご依頼いただきました。

ダークブラウンの床にコーディネートされたクラシックなソファ

ダイニングスペースには、スペイン製DINA社の白のクラシカルなソファをお選びになりました。ダークカラーのフローリングに白色を載せることで、圧迫感を感じさせない明るい印象になりました。背クッション部分のダマスク柄がよりフォーマルな雰囲気を演出しています。

サイドチェアには、同じくDINA社のウィングチェアを合わせました。張地は、たくさんの生地サンプルの中からK様がお選びになられました。背・座クッション部分には柄生地を、フレーム部には無地の生地を組み合わせメリハリをつけられました。
メイン柄は、ペーズリー柄をモチーフに現代風にアレンジしたフォーマルで新しさもあるステキな張地です。日本のインテリアシーンでは、メインのソファとサイドチェアと同じ張地で選ぶことが多いですが、このように全く別の生地のものを合わせるとインテリアのアクセントになります。
ウィングチェアは、眠たくなったとき、サイドに立ちあがっている羽の部分に頭を預けて仮眠ができる、優秀なチェアです。こちらのTANIAというモデルは、ほどよく固めの座面で、座ったときに下からおしりをググっと持ち上げてくれる反発力を感じます。
脚がネコ脚のため、一人掛け独特のカチコチした固い印象はまったくありません。置いているだけで絵になるチェアです。

そしてお揃いのオットマンの脚も、もちろんネコ脚。赤い張地とペーズリー柄が目を惹くウィングチェア

センターテーブルとサイドテーブルには、天然の古木と真鍮のコンビがイタリアらしいカパーニ社のものを選ばれました。

絨毯は、珍しい楕円型のタブリーズ。楕円形という形も珍しいですが、注目するのはこの柄ゆきです。
悠々とした存在感あるメダリオンの形、フィールドがボーダー部にまではみ出したデザイン、シックな色使い、すべてが新しい!斬新!

ここ最近目にするようになったこのようなタブリーズはとても人気で、絨毯展でもすぐに完売してしまう人気の品です。


【リビングルーム】

3シーターソファ:(NADIA ・DINA社)
ウィングチェア:(TANIA・DINA社)
古木センターテーブル:(イタリア製)
古木サイドテーブル:(イタリア製)
ソファバックコンソール:(Made in Japan)
カーテン&装飾タッセル

 

ダイニングルームは落ち着いたフォーマルスタイル。
カーテンのドレーパリーはウィリアムモリス。ダークカラーのフロアに対してベーシックな色味は好相性です。いっけん、抑え気味で控えめな印象ですが、実は空間を上品に優美に魅せてくれるとても優秀なカーテンです。織りもすばらしく、朝、昼、晩と、表情を変えてくれます。

ダイニングのコーナーにはお花と額絵をシンメトリーに。出窓には、クラシカルなベンチを置いて窓辺とセットになったフォーカルポイントに。
参考にしたいですね。


【ダイニングルーム】

カーテン&装飾タッセル
ベンチ

 

 

【セカンドルームⅠ】

奥様がメインにお使いになられているお部屋です。
すっきりと落ち着いたホテルライクな室内です。カーテン上部のバランスデザインと、シーリングライトの美しいデザインが繊細なエッセンスを加えてくれます。
ベージュのパキスタン絨毯も柔らかな演出にひと役かってくれています。

ダークブラウンとベージュのコーディネートが上品なセカンドルーム


【セカンドルームⅠ】

書棚:Made in Japan
シーリングランプ&メダリオン
絨毯:パキスタン産
チェア:ALEXANDER
カーテン・バランス&装飾タッセル(William Morris)

【セカンドルームⅡ】

こちらは主にご主人様が主にお使いのお部屋。
ウィリアムモリスのピンパーネル柄と、ペルシャ絨毯のグリーンがカラーコーディネートされた大人のお部屋です。
大きく存在感ありの黒のマッサージチェアを見事に男前インテリアの中に調和させてくれています。

そしてイギリスアンティークのブックシェルフの絵になること!
こんなお部屋なら、何時間でも過ごせそうですね。

ペルシャ絨毯の上にマッサージチェアが渋い、男前インテリアのセカンドルーム。


【セカンドルームⅡ】

ブックシェルフ:イギリスアンティーク
カーテン一式:(ドレープ・レース共 William Morris)
クッション:(William Morris)
ポールハンガー
サイドテーブル
ペルシャ絨毯

 

【レストルーム&エントランス】
お手洗いのクロスは、ウィリアムモリスと無地のクロスで張り分けるご提案をさせて頂きました。
クロスの切り替え部分のダークな桟がいいアクセントになってます。

 

エントランスには、スペイン製のアラバスター風シーリングライトを。
そこにメダリオンを合わせて上質なエントランスになりました。


【レストルーム】
クロス張替え(クロス提案のみ)

【エントランス】
アラバスター風シーリングライト:SALVI LUMP
メダリオン

 

K様、すてきなインテリアをご紹介させていただき、ありがとうございました。

 


◆アサヒ家具サロンは、【住まいのコンシェルジュ】でありたいと考えています。

わたしたちは、お客様とのコミュニケーションをなによりも大切に考えています。
家具は一度購入すると長く使っていくもの。お客さまとも長いお付き合いになります。家具ご購入の際には、インテリア・コンシェルジュ(担当者)がつき、ヒアリングからご提案、商品のお届けまでを担当コンシェルジュが中心になって行います。お宅を実際に拝見させて頂くことで、のちの長いお付き合いのなかで、「あそこのスペースをちょっとイメージチェンジしたいんだけど」などの具体的なご相談にも、同じシーンを思い浮かべながらリアルで細やかなご提案ができます。

現状の家の雰囲気がうまく伝わらない、置きたい場所の説明がうまく伝わらないなんてことを軽減し、かゆいところに手が届くご提案をさせて頂きます。

繰り返しインテリアのご相談をいただくなかで、ときにはたわいもない日常の世間話で盛り上がったりしながら、担当者とお客様とのあいだに良好な信頼関係を築いていきたいと考えています。インテリアのことならなんでも、「ちょっと相談してみよう」とフラリと立ち寄っていただけるような、そんな関係性を目指しています。

 

 


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